C.Fサイト「ザ・トランク・マーケット」サイト内でパッカーズ(投資者)を募り、こちらからそれに見合った対価を支払いご納得頂けたパッカーズに対してフィフティフィフティな立場で売買をさせて頂きます。
犬神家の一族のロケ地は栃木県日光市近郊で行われ、あの町並みは多少変わったとはいえ、未だその名残は残すそうです。
実は栃木県の旧粟野町というところは日本の大麻の生産の90%以上のシェアがあるそうです。主に神事などに使用する紙漉き、ヘンプ製の布などに使われるそうです。
日光市を舞台とした映画「犬神家の一族」のテーマ曲『愛のバラード』をカヴァーするアナログ・シングル盤制作に合わせるようなタイミングで、栃木県の特産である麻紙を幾重かに重ねオリジナルのデザインを加え、特製スリップマットを作ってみてはどうだろうか?というご提案を頂きました。
制作は野州麻紙工房さんによるもの。
映画「犬神家の一族」は、重要な役である犬神佐兵衛翁が一代で
財閥を成した遠因はアヘンの生成から始るストーリーが発展したドラマである。
このプロジェクトでは合法で深く文化に根付いた大麻を使用するという偶然もあります。
偶然ながら、須永辰緒が出身である栃木県の後輩、FACE RECORDSの店主もぜひ協力したいという申し出があり白木の木製7インチアダプターを制作して頂きました。さらにはオリジナル焼き印を制作、スリップマット同様、一個一個が手作りのため一個として同じものは存在しません。
つまりこれはアナログレコードを作る為のメソッドでもあり、さらにはご協力頂いた下野新聞社はじめチーム栃木コネクションでの制作という整合性もある筋の通ったプロジェクトであるということです。
*大麻麻紙スリップマットについては栃木県下野新聞社の友人からの提案で着想。
※リターンは各プロダクトのカスタマイズが済んだ段階、2014年5月19日以降順次発送予定です。
・焼き印の様子
・ナンバリングの様子
犬神ジャズep
Side A.愛のバラード〜犬神家の一族〜
Side B.Tabu
以上2曲収録 アナログ盤12インチシングル
*こちらについての製造と詳細は下記をご参照下さい。
オリジナルの焼き印で下部に刻印した、木目入り白木製の7インチアダプターを制作。
(*7インチレコードは付属致しません。)
(*一支援につき一枚になります)
■野州麻紙工房
〒328-0212 栃木県鹿沼市下永野600-1
Tel: 0289-84-8511
世界で最も古い紙の原料が、麻(大麻)であると言われています。栃木県鹿沼市(旧粟野町)では、約470年前から大麻の栽培が行われてきました。栃木県で栽培されている麻のことを昔から「野州麻」(やしゅうあさ)と呼んでいました。麻の繊維を原料とした紙のことを麻紙(まし)と言います。麻にこだわった和紙作りを行っています。
野州麻紙工房を主催する大森芳紀さんは、今の日本では数少ない代々受け継がれた麻(大麻)の栽培農家で、現在八代目。その野州麻から作った和紙で「灯り」のアートを創作しています。麻農家としての大麻の生産と並行して、麻和紙の製造と、ランプやタペストリー等の作品制作に励んでいます。
■野州麻(やしゅうあさ)
古代、阿波国(徳島県)の吉野川流域を中心に大きな勢力を誇り、ヤマト王朝成立の立役者となった阿波国忌部族は、弥生末期から古墳時代にかけて日本各地に麻殻を植え、農業、養蚕、織物、漁業、製紙、建築、古墳技術を伝搬させた産業技術集団祭祓族であり、さらに海洋民の側面も併せ持っていました。
約1800年前に阿波国を出発、黒潮に乗り安房国(千葉県)に上陸し、利根川を遡って下野国(栃木県)に到達しました。利根川支流である栃木県鹿沼市永野(旧粟野町)は内陸部で風水害もなく、110日間で2.5mにまで生長する麻を栽培するには、最適地であり、ここが安房忌部族最終到達地となりました。日本一の麻の産地となったこの地は、「野州麻」という国産の最高品質の麻のブランドとして全国に知られ、現在に至っています。
参照:「倭国創生と阿波忌部」林博章著
■野州大麻(やしゅうおおあさ)
大麻(大幣、祓幣)は、古代より祓具として左右左と振って不浄を祓い清めるため、又、国家、国民の安寧を祈るため用いられてきました。現在は、布幣や紙がつかわれることが多いのですが、古来は麻が用いられていました。麻は人類の営みと切り離すことのできない原料で、その霊徳が不浄を清めると信じられ、様々な形で神事に使われていたのです。
上記の貴重なヘンプ(麻)を紙漉きの容量で厚みを加え、形を整え12インチサイズに切断、センターホールには漆を施し補強、オリジナルのロゴを印刷。野州大麻のロゴも入った重厚なデザインとなっている。世界初のヘンプ製スリップマット×2枚組でお届け。